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鎧伝サムライトルーパー 第20話 あらすじ・みどころ

桜

鎧伝サムライトルーパーとは

『鎧伝サムライトルーパー』は、1988年4月30日から1989年3月4日まで、名古屋テレビを制作局としてテレビ朝日系列で毎週土曜に全39話が放送された、サンライズ制作のテレビアニメ。

キャッチコピーは「俺の心に鎧が走る!」。

1990年代はじめには一大ムーブメントを起こし、現在の声優ブームの先駆けにもなりました。今なお根強い人気があり、2022年には森口博子&草尾毅が歌う『サムライハート ~2022~』が全世界配信。

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ここでは、『鎧伝サムライトルーパー』の感想と見どころ、そして各資料を踏まえての考察をご紹介いたします。

第20話 新たなる戦い あらすじ

妖邪帝王・阿羅醐は滅び、世界は平穏な日々を取り戻しつつありました。しかし、遼の戦いはまだ終わっていませんでした。暗闇の中、阿羅醐との死闘が続きます。阿羅醐の剣が自分に向かって振り下ろされた瞬間、遼はベッドから飛び起きます。静かな部屋を見渡したあと、ようやく遼は阿羅醐を倒したことを実感しました。

部屋の外では伸と秀が鍛錬を重ねていました。二人とも、起きた遼を心配します。白い鎧を発動させた遼の体力は激しく消耗しており、遼はまだ休養中だったのです。

<続きを読む(※ネタバレを含みます)>

寝てばかりいても暇だと、遼は書斎に足を向けます。書斎では、ナスティも祖父が残した資料を頼りに、阿羅醐城を吹き飛ばした白い鎧を調べていました。そのなかで、今まで自分達が鎧パワーと呼んでいたものが、弾動力ということを突き止めます。それを遥かに凌ぐ白い鎧の力は、超弾動と呼ぶ力だとナスティは遼に語るのでした。

その頃、当麻と征士は新宿の様子を見に来ていました。妖邪が襲来した記憶は人々の頭から消え去っており、破壊された街は復興が進んでいました。妖邪の気配を探る二人ですが、異常は感じられません。しかしその帰り道、沙嵐坊という名の妖邪の襲撃に遭います。アンダーギアの二人を簡単に拘束した沙嵐坊は、彼らの鎧が自分の求めている鎧では無いことを知るとすぐに姿を消します。

帰宅した当麻と征士は、遼の体力が回復していないなか五人で沙嵐坊と戦うのは危険だと言います。そこで、伸と秀は自らを囮にして沙嵐坊をおびき出そうとする作戦に出ました。しかし、その作戦は沙嵐坊に筒抜けになっており、四人は沙嵐坊に囚われてしまいます。

伸と秀の鎧も求めた鎧では無いことに気付いた沙嵐坊は、とうとう遼のもとにやって来てしまいます。仲間の危機を知った遼は四人の元に駆け付け、沙嵐坊と戦います。しかし、まだ万全でない体ではまるで歯が立ちません。遼が絶体絶命のピンチに襲われたその時、四人の鎧が光り輝いて遼の鎧に吸い込まれると、再び白い鎧が現れました。

これまでの双炎斬を超える、超弾動・双炎斬で沙嵐坊を倒した遼でしたが、体力を使い果たしてその場に倒れてしまいます。遼に力を吸収された四人もまた、その場に倒れてしまいました。そんな五人を、遠くから沙嵐坊が見ていました。なんと、先程倒したと思っていた沙嵐坊は本物ではなく影だったのです。こうして、五人は新たなる妖邪との戦いへと身を投じていくのでした。

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第21話につづく

あの感動をふたたび!
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見どころ

  • チャイナ服を着た人(時期的に鉄拳チンミか)、ウォーリーを探せのウォーリー、みゆき(あだち充)がカメオ出演
  • 15歳の征士、車を運転(そこはなんでもありのアニメの世界)。
  • 妖邪界では名の知れた」沙嵐坊。当然の如く人間界には名が知られていない
  • ガードレール、柳生邸のドアガラス等々、さっそく破壊
  • 第二部突入で、オープニングテーマとエンディングテーマが一新

ここに注目!

番組後半戦に入った一発目として、作画は山田きさらか氏。第二部からは(ほぼ)完全に視聴者ターゲットを小学生男子から女性に変更になったのがわかります。

第一部は少年向けの絵柄でしたが、第二部からは大人っぽくなっただけでなく、美形に描かれるようになりました。

【華麗な作画の五人を堪能】
絵柄のバラツキが多い本作だが、後半入り口では、まずイケメンなキャラたちを楽しみたい。沙嵐坊という異形の敵と戦う四人の美麗な作画、傷つき倒れるその姿に、つい母性本能をくすぐられた女性が続出と噂の回だ。

鎧伝サムライトルーパー 30周年メモリアルブックより
ファンブックの決定版鎧伝サムライトルーパー30周年メモリアルブック [ オフィスJ.B ]

テレビ版と小説版の違い

冒頭では、テレビ版で深く語られなかった、阿羅醐という存在が生まれた経緯が記されています。

ここに、一人の男がいた。
なにゆえの因果なのか、この男は身体も大きく力も強く、そして人一倍征服欲が強く殺戮を好んだ。
そして、そのあまりの欲求の大きさは、この人間の世を超え、人の命の再生を担う、もうひとつの世界に密かに巣喰う邪悪な魂を呼び覚ました。

鎧正伝 サムライトルーパー 英魂篇より

ほかには、阿羅醐が城と共に消え去った後の東京の様子や、遼達が何故ナスティの別荘に身を寄せているのかなどの理由も詳細に語られています。

いつもは静かな湖畔の別荘は、急遽少年たちの合宿所となった。
何故、彼らがこういう生活を始めたのか、それにはふたつの訳がある……――。

鎧正伝 サムライトルーパー 英魂篇より

ちなみに小説版では、冒頭で妖邪界に囚われた人たちや、純の両親は行方不明のままです。阿羅醐の消失と共に人々の記憶から妖邪の記憶が無くなっているにも関わらず、自衛隊が阿羅醐城を破壊した際に壊したところはそのまま残されていたりと、いびつな状態で現実世界の時間が進んでいます。

ナスティの別荘で過ごす鎧を脱いだ少年たちの暮らしを垣間見つつ、新しい戦いの幕開けに相応しい物語の始まり方となっており、冒頭から引き込まれる書き出しとなっています。

小説版は電子書籍で読むことが出来ます!
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第21話につづく

刀
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