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鎧伝サムライトルーパー 第17話 あらすじ・みどころ

桜

鎧伝サムライトルーパーとは

『鎧伝サムライトルーパー』は、1988年4月30日から1989年3月4日まで、名古屋テレビを制作局としてテレビ朝日系列で毎週土曜に全39話が放送された、サンライズ制作のテレビアニメ。

キャッチコピーは「俺の心に鎧が走る!」。

1990年代はじめには一大ムーブメントを起こし、現在の声優ブームの先駆けにもなりました。今なお根強い人気があり、2022年には森口博子&草尾毅が歌う『サムライハート ~2022~』が全世界配信。

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ここでは、『鎧伝サムライトルーパー』の感想と見どころ、そして各資料を踏まえての考察をご紹介いたします。

第17話 明かされた鎧伝説 あらすじ

迦雄須が命がけで作った架け橋を渡り、阿羅醐城に乗り込んだ遼達は壮絶な戦いを繰り広げていました。必殺技を跳ね返された遼は、逆に阿羅醐の攻撃を受けて吹き飛ばされてしまい、そのまま気を失ってしまいます。同じ頃、新宿に残されたナスティと純は遼達に危険が迫っていることを感じていました。

「あんなところに行ったら生きて帰れないかも……。でも、私達にだって何かしてあげることがありそう」

意を決したナスティ達は、白炎にまたがると光の架け橋に飛び込み、熾烈な戦いが続く阿羅醐城へと向かいました。

<続きを読む(※ネタバレを含みます)>

地霊衆の力を取り込んでパワーアップしたにも関わらず、サムライトルーパーに手間取る三魔将に対して阿羅醐は焦りを覚えます。見かねた阿羅醐は、自らが五人に立ち向かう決意をします。まず手始めに三魔将の鎧を吸収した阿羅醐は、己の半身を実体化させました。

傷付いて倒れた遼のもとに、架け橋を渡ってきたナスティと純が駆け付けます。離れ離れになっていた伸、征士、秀、当麻も集まり、加勢に加わります。そんな彼らの前に、実体化した巨大な阿羅醐が現れました。

自分の腕を体から分離させた阿羅醐は、攻撃を加えながら五人を翻弄します。そんななかで、ついに体力の限界が遼は武装が解けてしまいます。倒れた遼を守ろうとする仲間達でしたが、ついに当麻と伸が阿羅醐に取り込まれてしまいます。二人が取り込まれたのを見て仇を討とうとする秀でしたが、彼もまた阿羅醐に取り込まれてしまいました。

遼に肩を貸していた征士は、弱気になった遼に「バカ!」と叱責します。遼を守りながら阿羅醐の攻撃に抵抗していた征士でしたが、阿羅醐の掌を傷つけようとした光輪剣が逆に折られてしまいます。武器を無くした征士は、疲れ切った笑顔を見せたあと瞼を閉じて、阿羅醐の中へと取り込まれてしまいました。

残り一人となった遼でしたが、何者かの力が自分に注がれているのを感じて武装します。なんと、遼に力を与えていたのは朱天でした。二人は互いの必殺技を合わせて阿羅醐に立ち向かいます。

「遼に朱天が力を貸している。これも迦雄須が……」

微かな希望を感じたナスティでしたが、二人の必殺技を阿羅醐はあっけなく蹴散らし、朱天までも阿羅醐に吸収されてしまいます。八つの鎧の力を手に入れた阿羅醐は、ますます巨大化して遼の前に立ちふさがります。ただ一人残された遼の命は、もはや風前の灯火となっていました。

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第18話につづく

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見どころ

これまでは五人を倒せ、目覚めさせてはならんと言い、当麻に至っては妖邪弾で宇宙の藻屑にしようとしていた阿羅醐。しかし、朱天に心が芽生えてからは様相が変わってきます(この辺りから番組の方向性が変わってきたのでしょう)。

トルーパーはいいから、鎧を取り戻せと言う阿羅醐。刀のように鎧そのものが人の心によって強くため、力を増す鎧を見て歓喜します。最後は、阿羅醐にとって自分達の存在はなんだったのかと疑問に持ち始めた三魔将でさえ、問答無用で己の体に取り込む始末。阿羅醐の腹黒さと残忍さが露骨に見えてきます。

その他では、以下の点が見どころです。

  • 真空破、地球に帰還した後で朱天に放った一発が、全編通して一番威力が強い(※個人の感想です)。
  • 光輪の光輪剣、水滸の二条槍、阿羅醐の攻撃であっけなく大破

ここに注目!

テレビ版と小説版の違い

朱天に心が芽生えたように、小説版でも終盤で三魔将達は阿羅醐に疑念を抱き、自分達の存在価値について迷いが生じます。

螺呪羅は格子の外で揺らめく松明に目をやった。
「阿羅醐様がお望みなのは、我らの力ではなく、この鎧だけかも知れんと言うておるのだ。(中略)阿羅醐様にとっては、ただの駒……いや、ほんの道具の一つに過ぎんのかもしれん」
「我ら、元よりお館様に命を捧げる武将よ! たとえ駒の一つであろうと……」
反論する二人に螺呪羅が振り向いた。
「お主らは憶えておらぬか……我らは何のために阿羅醐様に忠誠を誓ったか! それは力を得るためぞ! その力は何故に!? ……何か目的があったのではなかったか!?」

―鎧正伝サムライトルーパー(著・河原よしえ)乾坤篇より

阿羅醐に取り込まれる前に、彼らに正義の心に芽生えたならば、物語の展開はまた違うものになったかもしれません。三魔将達の心が揺れ動く様は、妖邪として戦っていた彼らが人として悩み、苦しみ、そして悲しみを感じさせる場面となっています。

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第18話につづく

刀
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