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鎧伝サムライトルーパー 第19話 あらすじ・みどころ

桜

鎧伝サムライトルーパーとは

『鎧伝サムライトルーパー』は、1988年4月30日から1989年3月4日まで、名古屋テレビを制作局としてテレビ朝日系列で毎週土曜に全39話が放送された、サンライズ制作のテレビアニメ。

キャッチコピーは「俺の心に鎧が走る!」。

1990年代はじめには一大ムーブメントを起こし、現在の声優ブームの先駆けにもなりました。今なお根強い人気があり、2022年には森口博子&草尾毅が歌う『サムライハート ~2022~』が全世界配信。

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ここでは、『鎧伝サムライトルーパー』の感想と見どころ、そして各資料を踏まえての考察をご紹介いたします。

第19話 決戦!烈火対アラゴ あらすじ

ついに、遼は阿羅醐に取り込まれてしまいます。薄れゆく意識の中で、遼は幻を見ていました。一千年前、人間界を襲っていた阿羅醐の前に、白い虎を引き連れた一人の男が立ちふさがります。その男こそ迦雄須でした。

阿羅醐は迦雄須との戦いに敗れます。しかし、阿羅醐の怨念が染み付いた鎧の力は主を失っても消えることは無く、このまま残せば再び世の中は荒れてしまいます。迦雄須は九つの鎧に分けて、仁・義・礼・智・信・忠・孝・悌・忍の心を込めて封印しました。

<続きを読む(※ネタバレを含みます)>

その後の戦乱の世に乱れ切った人の心は、九つのうち四つの鎧に妖邪力を取り戻させて阿羅醐を復活させてしまいます。そしていま、遼を取り込んだ阿羅醐は完全体となってこの世に戻ってきたのでした。

阿羅醐の中に堕ちた遼は、桜の木の下で眠る四人を見つけます。仲間たちに囲まれ、遼も眠りに就こうします。

「負けたんだ俺は。迦雄須から貰ったこの鎧、好きに使うが良い」

しかし、そんな遼に迦雄須の声が虚しく聞こえてきます。迦雄須は自分の望みのために、若い命が散ってしまったことを悔やみます。そして、「人間の世界に怨念がある限り、戦っても仕方のないことだった」と言うのでした。

そんな迦雄須の言葉に、遼は反発します。この戦いは無駄ではなく、自分は大切な仲間を得たと力説する遼でしたが、その言葉に迦雄須は首を振ります。若い命が散ってしまった、無駄だったと悔やみ続ける迦雄須の声が、次第に阿羅醐と重なり合っていきます。

「見よ、お前の四人の仲間を。お前への期待が外れ、自分達が死んでいった悔しさの怨念が燃え上がっておるわ!」

そんなことはないと遼は訴えますが、阿羅醐の笑い声にかき消されてしまいます。そして遼は、自分の考えが間違っていたことにようやく気が付きました。

「もう一度、この俺に戦わせてくれ!」

遼の必死の叫びに仲間たちの魂が応えます。阿羅醐の体内から脱出した遼の元に、四つの心が合わさった瞬間、烈火の鎧は白い鎧に姿を変えました。白い鎧を見て阿羅醐は恐れおののきます。阿羅醐が振り下ろした巨大な剣すら、遼はたやすく受け止めます。そして、阿羅醐の体を双炎斬が貫きます。

城の崩壊が始まり、ナスティと純は光の架け橋を辿って地上へと戻ります。遼の放った光の炎で、暗雲の彼方に阿羅醐が城とともに消え去る直前、四つの光が遼の元へと集まっていきます。ふたたび、遼の元に仲間たちが戻ってきたのです。東京の街に再び光が戻った姿を、遼達は嬉しそうにビルの屋上から見つめるのでした。

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第20話につづく

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見どころ

  • 阿羅醐の身長、北斗の拳の羅王のように伸縮自在
  • 迦雄須は自分の名を名乗っていないのに、名前を知っている阿羅醐
  • 遼が阿羅醐に取り込まれた後、ナスティと純の元に戻る白炎の速さが半端ない
  • 東京の街を破壊しまくる阿羅醐。しかし、一部は遼たちの必殺技による破壊

ここに注目!

阿羅醐の体内の中に堕ちていく遼にも、阿羅醐は迦雄須の姿を用いて言葉巧みに翻弄していきます。迦雄須が遼に話しかける言葉は難解で、まるで禅問答のようです。そのことは、30周年メモリアルブックでも語られています。

【サムライトルーパーの哲学を感じとれ】
人の世と妖者界、合わせて九つの鎧が存在する秘密、その因縁の戦いへの贖罪ともとれる迦雄須の言葉にまず注目。阿羅醐の中で交わされる遼と迦雄須の会話は、まるで禅問答のようでもあり、この物語の根底に流れる哲学をも感じさせるもの。

鎧伝サムライトルーパー 30周年メモリアルブックより

また、現在ならCGで作成される作画も全て手描きで描かれているのも、着目すべき点でしょう。

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小説版では、阿羅醐が白い鎧に吹き飛ばされた後が書かれています。それは、後半の戦いに続くプロローグにも繋がっており、話しの繋げ方が実に見事です。

小説版は電子書籍で読むことが出来ます!
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第20話につづく

刀
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