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鎧伝サムライトルーパー 第35話 あらすじ・みどころ

桜

鎧伝サムライトルーパーとは

『鎧伝サムライトルーパー』は、1988年4月30日から1989年3月4日まで、名古屋テレビを制作局としてテレビ朝日系列で毎週土曜に全39話が放送された、サンライズ制作のテレビアニメ。

キャッチコピーは「俺の心に鎧が走る!」。

1990年代はじめには一大ムーブメントを起こし、現在の声優ブームの先駆けにもなりました。今なお根強い人気があり、2022年には森口博子&草尾毅が歌う『サムライハート ~2022~』が全世界配信。

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ここでは、『鎧伝サムライトルーパー』の感想と見どころ、そして各資料を踏まえての考察をご紹介いたします。

第35話 よみがえれ、鎧戦士達よ… あらすじ

迦遊羅と妖邪兵に囲まれ、絶体絶命の危機に陥っていた遼と当麻の元に、朱天たちが駆け付けます。なぜ妖邪界に来たのか?とたずねる遼に、朱天は遼達だけではなく妖邪に心を奪われた人達を助けに来たと答えます。

その頃、阿羅醐と芭陀悶は妖邪界に九つの鎧が揃ったと、喜んでいました。三魔将も次の出陣に備えて、地霊衆により力を強化されていました。

<続きを読む(※ネタバレを含みます)>

朱天の助けを借りた遼と当麻は、阿羅醐を目指します。しかし、その前に立ちはだかる迦遊羅の力は、到底二人の力では歯が立ちません。五人の力を合わせなければ勝ち目が無いと悟った当麻は、敢えて迦遊羅の懐に飛び込んで、敵の手に落ちました。

朱天は、捕まった当麻を遼に追わせて、自分は迦遊羅との勝負を買って出ます。朱天が振るう錫杖と、迦遊羅の必殺技がぶつかり合います。錫杖の力が勝ち、朱天がとどめを刺そうとしますが、なぜか迦遊羅の頭上で錫杖は動きを止めてしまうのでした。

一方、妖邪兵に捕らえられた当麻は、予想していた通り征士達と同じ場所に運び込まれていました。妖邪力により封じ込められた三人を目覚めさせるため、当麻は天空の矢に力を込めると征士たちに放ち、そのまま力尽きて倒れてしまうのでした。

当麻までが捕まってしまい、遼は仲間達を救おうと阿羅醐城に突入します。しかし、運河の先の大広間で遼を待ち受けていたのは、三魔将と迦遊羅でした。三魔将の容赦ない攻撃は、遼の動きを完全に封じ込めてしまいます。それを見た純は、遼を助けようと駆け寄りますが、その前に螺呪羅の武器が襲い掛かります。その時、純の首にかけていた命の勾玉が光り、その輝きによって魔将達は退散します。

ですが、なぜか迦遊羅には勾玉の光が通用しません。体力を使い果たした遼は、もはや迦遊羅と戦う力が残っていません。もはやこれまでと思われたその時、四つの光が水中から立ち上ります。ついに五人の鎧戦士達が集結したのでした。

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第36話につづく

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見どころ

  • クタクタだったはずの遼と当麻が、朱天達と合流後すぐ戦えるほどに体力が復活。すばらしき錫杖の万能パワー
  • ついに三魔将を「所詮、我が野望の道具にすぎぬわ」と本心を見せた阿羅醐。
  • 錫杖に続き、命の勾玉も、問題をまるっと解決の万能パワー
  • ずっと探し出せなかった三人と、ある意味あっさり合流

ここに注目!

前半の作画が村瀬修功氏、後半は塩山紀生氏という豪華な布陣で、ようやく離れ離れになっていた仲間達が一堂に会します。人物だけでなく、背景も際立って美しいのも見どころです。

また、常に勝気な阿羅醐に対して、命の勾玉をナスティ達が手に入れてからは、芭陀悶はだんだんと弱気なそぶりを見せ始めます。一部は、驚異的な強さで遼達をねじ伏せた阿羅醐でしたが、そのほころびが少しずつ見え始めてきます。

テレビ版と小説版の違い

テレビ版では、当麻の智略によって秀・伸・征士の三人が救い出されますが、小説版では心を取り戻した三魔将の道案内によって、救い出されます。

テレビ版の三魔将は、まだ心を取り戻していません。しかし小説版では、阿羅醐が輝煌帝によって倒される少し前から、魔将達は阿羅醐に対して猜疑心を抱き始めています。

その思いは、迦遊羅を阿羅醐が大事にしているのを見て、決定的になります。やがて、遼と当麻が、征士達を救うために妖邪界に乗り込んできます。二人を仕留めるために堕羅が向かいますが、逆に遼と当麻に倒される様子を、三魔将は丘の上から見ています。

遥か丘の上に立ち、魔将達は堕羅の敗北の一部始終を見下ろしていた。
(中略)
「いつの事だったか……こうして風に吹かれて遠くを眺めた覚えがある」
悪奴弥守呟いた。
「たしかに……俺の吹かれた風は、確かもっと暑かった思いがするわ……」
那唖挫が答える。
三人は互いに素顔でニヤリと笑った。
「どうせ、やがては阿羅醐様に捨てられる身よ……いささか遅くなったかもしれぬが……思いのままやってみるも一興」
螺呪羅が、フフフ、と笑った。

鎧正伝 サムライトルーパー 英魂篇より

そこからの三魔将の行動は、勇ましいの一言です。魔将として、武将として、男として、阿羅醐と自分たちの生き方に決着をつける姿は、涙なしでは見れません。

小説版は電子書籍で読むことが出来ます!
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第36話につづく

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