アニメ

鎧伝サムライトルーパー 第32話 あらすじ・みどころ

桜

鎧伝サムライトルーパーとは

『鎧伝サムライトルーパー』は、1988年4月30日から1989年3月4日まで、名古屋テレビを制作局としてテレビ朝日系列で毎週土曜に全39話が放送された、サンライズ制作のテレビアニメ。

キャッチコピーは「俺の心に鎧が走る!」。

1990年代はじめには一大ムーブメントを起こし、現在の声優ブームの先駆けにもなりました。今なお根強い人気があり、2022年には森口博子&草尾毅が歌う『サムライハート ~2022~』が全世界配信。

U-NEXTでは220,000本以上の作品数が観られます。新作だけではなく、あの名作やシリーズ・続編ものが豊富に取り揃えてあり、話題作など観たい作品がある方は、ご登録をおすすめします。また、U-NEXTなら、毎月もらえるポイントでアニメの原作マンガやラノベも楽しめます!

31日間無料トライアル中!

ここでは、『鎧伝サムライトルーパー』の感想と見どころ、そして各資料を踏まえての考察をご紹介いたします。

第32話 地霊衆、恐怖の作戦 あらすじ

ついに、遼と当麻は妖邪の都・煩悩京に潜入します。その頃、阿羅醐城では伝説の輝煌帝の鎧を手に入れるため、地霊衆の長・芭陀悶が恐ろしい作戦を進めていました。その作戦とは、サムライトルーパーの鎧と同じ四魔将の鎧を、魔将達の心と一緒に地霊衆も遼の身体に送り込み、輝煌帝の鎧を乗っ取り支配するというものでした。

阿羅醐の元にやって来た芭陀悶は、阿羅醐の隣に立つ迦遊羅に地霊衆の念が籠った光砂を手渡します。そして、魔将達に絶対悟られないようにと念押しすると、作戦を実行に移すのでした。

<続きを読む(※ネタバレを含みます)>

一方、遼と当麻は、阿羅醐城を目指して煩悩京を彷徨っていました。見つからないように先を急ぐ遼達でしたが、遂に妖邪兵に場所が知られてしまいます。遼達の居所を突き止めたことで、三魔将にも阿羅醐から出陣の命が下ります。逃げる遼達のもとに、妖邪兵の大軍を引き連れた三魔将達が姿を現わします。武装して脱出を図る遼達でしたが、逃げた先には迦遊羅が待ち伏せていました。

身構える遼達に、迦遊羅は光砂を撒き散らします。咄嗟に遼達は光砂から逃げ伸びますが、遼達を追いかけてきた三魔将は大量に光砂を吸い込んでその場に倒れ込んでしまいます。光砂から逃げた遼達も、僅かに吸い込んで動けなくなり、追い打ちをかけるように迦遊羅が光砂を撒いたため、芭陀悶の目論見通り輝煌帝の鎧を発動させてしまいます。

輝煌帝の鎧に次々と地霊衆が入り込んだため、鎧から輝きが消えていきます。しかし一方で、輝煌帝の輝きは倒れた当麻と三魔将の鎧を光で癒します。倒れてもなお抵抗する遼に、笑みを浮かべながら迦遊羅が近づきます。しかし、その肩越しに突然剣が付きつけられました。

「何の真似です」

それは悪奴弥守の剣でした。意識を失った魔将達は、鎧の意志に操られて迦遊羅から遼を守ろうと戦い始めました。しかし、魔将達の力は迦遊羅に太刀打ち出来るものではなく、あっけなく迦遊羅にやられてしまいます。再び遼の元に来た迦遊羅は、とどめの光砂を輝煌帝へと降り注ぎます。その時、突然輝煌帝の鎧が輝き出し、烈火拳が唸りを上げました。その眩い輝きは、鎧に入り込んだ地霊衆をすべて退けました。

輝きを取り戻した輝煌帝に、迦遊羅は必殺技で応戦しようとします。遼も、白炎王から剛烈剣を抜き取ると、必殺技を放ちました。二つの必殺技は激しくぶつかり合い、その巨大な力は妖邪界を震わせました。激しいぶつかり合いを見た阿羅醐は、輝煌帝の鎧が放つ想像以上の力に満足げな笑い声をあげるのでした。

<閉じる>

第33話につづく

あの感動をふたたび!
鎧伝サムライトルーパー Blu-ray BOX(初回生産限定)【Blu-ray】 [ 草尾毅 ]

見どころ

  • 【必見】どこを切り取っても背景が綺麗
  • 「なぜだ?妖邪界にまた城など築いて……」と疑問に思う当麻。しかし、妖邪界にある金色の阿羅醐城がそもそもの阿羅醐城と思われ、新宿に姿を現わした阿羅醐城こそ突貫工事で作られたものかと(※個人の意見です)。
  • 「所詮奴らは人間」と、三魔将を馬鹿にする芭陀悶。そのすぐあと、人間の迦遊羅を阿羅醐に「お貸しいただきたい」と言う芭陀悶。一貫性が無い
  • 「あの女妖邪か!?」「貴様、あの時の女妖邪!!」と、相変わらず遼達に名前を呼ばれない迦遊羅。
  • 烈火拳、最強

ここに注目!

29話で、「貴方が朱天とかいう……」と言っていた迦遊羅。この言葉からわかる通り、迦遊羅は四魔将と面識は無く、阿羅醐によってずっとその存在を伏せられていました。小説版では、名前だけは知られていたようです。

阿羅醐の面前で平伏していた三魔将は、自分たち以外の声に驚き、一斉にその声の方向を見やった。
「その声は……!」
阿羅醐の正面に向かって、真っ直ぐに歩いて来る小さな人影、それは一際大きな阿羅醐に対してはまるで赤ん坊ほどにしか見えない。
(中略)
「……! 迦遊羅! これが迦遊羅殿か!」
深く礼をする三魔将をチラと見下し、迦遊羅はふ、と微笑む。

鎧正伝 サムライトルーパー 英魂篇より

驚く魔将達に対して、迦遊羅の態度は冷淡です。あからさまに自分達を下に見ている迦遊羅に、魔将達は苛立ちを隠せません。

阿羅醐が秘蔵にしていた戦士というから、頭も下げてやっている。が、彼らも阿羅醐直属の親衛隊としての誇りがある。
女、子供に頭を下げねばならぬというのは、結構な屈辱だ。

鎧正伝 サムライトルーパー 英魂篇より

テレビ版でも、32話あたりから顕著に三魔将の存在が軽く扱われてきます。その最たるものが、芭陀悶が阿羅醐に言った「自らが利用されたと知れば、あの朱天の二の舞になるやも……」という言葉に尽きます。

次第に物語は、遼と当麻が囚われた三人を救い出すという物語と同時進行で、三魔将が自分の心に目覚めていく過程が描かれるようになってきます。どちらの展開も、目が離せません。

小説版は電子書籍で読むことが出来ます!
鎧正伝(2) サムライトルーパー 英魂篇【電子書籍】[ 河原よしえ ]

第33話につづく

刀
鎧伝サムライトルーパー 第32話をAI翻訳してみた―AI translation of Ronin Warriors episode 32. 鎧伝サムライトルーパーとは What is Ronin Warriors? 情報引用先と、翻訳ソフトについて Transla...
桜
鎧伝サムライトルーパー 全話・まとめ Ronin Warriors Full story and summary『鎧伝サムライトルーパー』は、1988年4月30日から1989年3月4日まで全39話が放送された、サンライズ制作のテレビアニメ。そのあらすじと見どころを全話紹介。...