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鎧伝サムライトルーパー 第23話 あらすじ・みどころ

桜

鎧伝サムライトルーパーとは

『鎧伝サムライトルーパー』は、1988年4月30日から1989年3月4日まで、名古屋テレビを制作局としてテレビ朝日系列で毎週土曜に全39話が放送された、サンライズ制作のテレビアニメ。

キャッチコピーは「俺の心に鎧が走る!」。

1990年代はじめには一大ムーブメントを起こし、現在の声優ブームの先駆けにもなりました。今なお根強い人気があり、2022年には森口博子&草尾毅が歌う『サムライハート ~2022~』が全世界配信。

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ここでは、『鎧伝サムライトルーパー』の感想と見どころ、そして各資料を踏まえての考察をご紹介いたします。

第23話 白炎死をかけた戦い あらすじ

はるか昔のこと、妖邪界一の剣豪となるべく、剣舞卿は阿羅醐に戦いを挑んでいました。しかし、阿羅醐の卑劣な攻撃を受けて敗北を期してしまいます。その時に受けた胸の傷から、剣舞卿は自分の死が近づいていることを感じ取っていました。

その頃、遼を守ろうとして重症を負った白炎を、純はかいがいしく看病していました。自分を庇って白炎が怪我を負ったことに、遼は強く責任を感じていました。その心からは冷静さが失われており、そんな遼の様子を見た仲間たちは、自分達だけで剣舞卿と戦うことを決めます。

<続きを読む(※ネタバレを含みます)>

遼のところに行った当麻は、遼に戦線離脱を言い渡します。剣舞卿との戦いは自分達に任せてもらうように伝えますが、遼はその言葉を受け入れられずに別荘を飛び出してしまいます。折れた烈火剣に涙する遼の前に、剣舞卿が姿を現します。剣舞卿は遼の傷付いた心に更に追い打ちをかけるような言葉を言い残したあと、その場から姿を消します。

その夜、夢にうなされている遼を見た白炎は、別荘の外へと飛び出します。外では黒炎王が待ち構えていました。白炎は黒炎王と戦い互角の勝負をします。黒炎王の背中から剛烈剣を一本抜き取った白炎でしたが、その体に黒炎王が牙を剥きます。

白炎がいなくなっていることに気が付いた遼は、急いで白炎の元に駆け付けます。瀕死の状態となった白炎は、なんとか剛烈剣を遼に渡します。剛烈剣を受け取った遼は、白炎の心を汲んで武装します。遅れて駆け付けた当麻達も遼に加勢すると言いますが、遼はこれを拒んで剣舞卿と一騎打ちを始めます。

遼と剣舞卿が戦っている最中、白炎は息絶えてしまいます。純の悲しみが四人の心を激しく揺さぶり、遼の元へと鎧の力が集まります。遼は白い鎧へと武装すると、剣舞卿と共に必殺技をぶつけ合います。激しい光が消え去った後、二本の剛烈剣は遼の手の中にありました。

遼が自分の意志を継ぐものと確信した剣舞卿は、黒炎王に新しい主人に従えと言葉を残して息絶えます。悲しみに暮れる黒炎王が咆哮をあげると、その姿もまた剣舞卿と同じように消えていきました。そして、その魂は白炎に受け継がれ、白炎は息を吹き返すのでした。

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第24話につづく

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見どころ

  • 「妖邪界の新しき支配者となる。それが望みか?」と尋ねる阿羅醐に、「私の目的はただ一つ。妖邪界一の剣豪になること」と答える剣舞卿。志の高さが違う
  • 遼の名言、「俺が不甲斐ない戦いをしてしまったために!」が登場。
  • 当麻の上着のデザインが、若干異なる(紐がついている)。
  • 傷付いた白炎を見て「許さんぞ、剣舞卿!」と叫ぶ遼。しかし、白炎を傷付けのたのは黒炎王
  • 必聴、征士の「助太刀する!遼!」。
  • 今更感満載、当麻の「待て、この剣舞卿。ただ者ではない!」。
  • これまでテロップだけだった超弾動が、23話から口に出して使われるようになる。

ここに注目!

テレビ版と小説版の違い

小説版では、白炎は第一部で阿羅醐を倒した後から姿を消してしまいます。白炎が不在のまま物語は進み、その間に伸、秀、征士の三人は迦遊羅と三魔将によって、早くも妖邪界に連れ去られてしまいます。

残された遼と当麻の元には、なんと驚きの人物が姿を現します。

雲水の口元がゆっくりと微笑む。
「烈火……天空……久しいな」
雲水がその目深に被った笠を上げた。
「……!!」
四人の驚きは更に大きくなった。
笠の下から現れたのは、見まちがうはずもない、あの鬼魔将・朱天の素顔だったのだ。

鎧正伝 サムライトルーパー 英魂篇より

朱天に続いて、白炎もまた再び遼の元に戻ってきます。登場して早々に黒炎王と剛烈剣を巡って戦いを繰り広げますが、遼は黒炎王から特別なものを感じ取っていました。

そして、何より遼の心に強く焼き付いたのは、黒い虎が最後に遼に向けたあの眼差しだった。
敵意とも、威嚇とも取れる。が、様々な野生動物を見てきた遼には、どうしてもあの目がただの敵意には思えなかったのだ。
動物心理学者ではないのだ。動物の心が判る訳ではない。が、あの瞳には、遼が初めて出会ったときの、白炎の瞳が重なるのだ。

鎧正伝 サムライトルーパー 英魂篇より

このあと、小説版ではテレビ版では深く語られなかった本来の妖邪界の姿などについても語られています。鎧伝という物語の世界観をより深める内容といってもいいでしょう。

小説版は電子書籍で読むことが出来ます!
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第24話につづく

刀
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