TED

ポイントは2つ!―変わった身の上を採用につなげる方法(TED)

勉強

ライフハックとしてではなく、英語学習にも極めて有用なのが、著名人が10分程度のプレゼンを行うTEDです。

TED Talksとは、あらゆる分野のエキスパートたちによるプレゼンテーションを無料で視聴できる動画配信サービスのことです。10年ほど前にサービスが開始されてから、政治、心理学、経済、日常生活などの幅広いコンテンツが視聴できることから人気を集めています。

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TEDは4000を超える膨大な数の動画があります。しかし慣れないうちは、動画の探し方や視聴のコツが分かりませんよね。この記事では、数多くのTEDを見てきた管理人(塩@saltandshio)が、心を揺さぶられたトークをあらすじと一緒にご紹介します。

ビジネス英会話を効率よく身につけたい方におすすめスクール

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シェーンは1977年の創業以来、ネイティブ講師が英語を英語で教える「直接教授法」を採用しています。首都圏におけるスクール拠点数は、ネイティブ講師の英会話スクールでNo.1。駅から近いスクールが多いので通いやすく時間を有効に使えます。

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エイミー・ユーバンクス・デーヴィス:変わった身の上を採用につなげる方法

エイミー・ユーバンクス・デーヴィス:変わった身の上を採用につなげる方法

仕事を探しているとき、自分は能力不足だとかふさわしくないと感じるかもしれませんが、そんなことはありませんよ。ブレイヴン社の創業者CEOのエイミー・ユーバンクス・デーヴィスが、自己不信や障害を強みに変える方法をお教えします(約4分)。Aimée Eubanks Davis / How your unique story can get you hired.

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肝心な時に自信をなくす人は多い

人生を左右する出来事はたくさんありますが、とりわけ若いうちに体験するのは受験と就職活動でしょう。なかでも、就職活動はメンタルに大きな負荷を与え、就職先が決まるまでは心配になったり不安を感じるものです。しかし、不安や心配は決してわるいものではありません。なぜなら、それは新たな道に挑戦しようとしている証拠だからです。

心配や不安は悪いものではありません。このような感情があるからこそ人間は行動することができます。つまり、不安は何かアクションを起こすための原動力となるのです。例えば、受験が不安だから受験勉強を頑張れるし、告白が成功するか不安だから自分を磨きます。逆説的ではありますが、人間は安心だけでは怠けてしまいます。以上のように、就活に関して心配になることは決して悪いことではないことを認識しておきましょう。

就活における心配あるある7選―就職エージェントneo

そうは言っても、いざパソコンを前にして夢の仕事に応募しようとすると、『これは時間の無駄ではないか』『自分にできるわけがない』と心配になって手が止まってしまうものです。

でも、自分の経験への自信のなさが、キャリアの成功につながる鍵かもしれないんです!

But I’m here to tell you that your self-doubt about your experiences can be the key to driving your career success.

肝心な時に自信をなくしてしまった時、どうすればいいのでしょうか。もし就職活動でそんな行き詰まりを感じているなら、発想の転換をして自分自身が弱点だと感じていることを強みに変えてみましょう。

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マイナスに感じることが自分の強みになる

就職活動のときには、自分を会社に売り込まなくてはいけません。これまで勉強したこととは畑違いの分野に飛び込もうとしている人は、殊更に不安を感じるものです。

私が気付いたのは、一見マイナスに見えるそういう背景こそ、自分を人と差別化する強みになりうるということです。自分の物語の捉え方を変える、というのが鍵です。

What I’ve realized is that these experiences that seem like a liability are actually your differentiating strength. The secret is to transform how you perceive your own story.

しかし、どうやったら自分が弱点だと思っていたことが強みになるになるのでしょうか。そのポイントを2つ紹介します。

足
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考えること(1)なぜその仕事がしたいのか?

さまざまな会社に向けて履歴書を書いていると、数をこなすことに追われてしまい、どうしてその仕事がしたいのかわからなくなってしまいがちです。「なぜ、自分はいまこんなことをしているんだろう?」と思ったら、一度立ち止まって原点を振り返りましょう。

どんな仕事や職場で自分が幸せに感じるか。既に分かっているかもしれないし、まだ分かっていないかもしれません。個人的な経験がヒントになります。

Maybe you already know the kind of job or work environment that makes you happy, or maybe you haven’t quite figured that out yet. Usually, your personal experiences can help give you clues.

そこの会社に惹かれたのは、なにか理由があるはずです。単に興味を惹かれたというのもあるでしょう。それ以外に、なかにはその会社に就職することによって、だれかを助けることになるからとか、悩みや苦労を克服したり改善できるからとか、なにかしら考えることがあったのではないでしょうか。

自分では弱点だと感じることは、じつは『それがあるからこそ』と強みに変えることが出来ます。なにか辛い経験をしたのであれば、自分と同じような思いをしてほしくないから、というのも立派な動機になるのです。

趣味
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考えること(2)自分の物語の伝え方を工夫する

自分の弱みや強みがわかったら、それをどのようにすれば人に伝わるかを考えてみましょう。理由もなく結果だけを相手に言ってしまえば、誤解を与えかねません。素晴らしい功績を残していれば、アピールすることは簡単でしょう。しかし、なにか失敗したり挫折したこと、なにかを諦めざるをえなかったことも、そこに至るまでの理由があるはずです。

たとえば、大学時代に専攻とは無関係なバイトをいろいろこなしていたなら、時間管理の能力や、勤労意欲の強さを示せます。

For example, did you have to work multiple jobs while you were in college that did not at all align with your major? That shows an employer that you have time management skills and a strong work ethic.

自分では「そんなこと」と思っていることほど、じつは会社側にとっては光る原石かもしれません。学校とバイトをどのように両立したか、そこでどんなことを感じたり、思ったのか、そんなささやかなことのなかに、大事なことが眠っているかもしれません。

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まとめ:自信をつけるためには練習と時間も必要

これまでの人生を振り返り、経験したことや体験したこと、ポジティブなこともネガティブなこともすべて自分の物語として捉えて、相手に伝えることは簡単ではありません。トライアンドエラーを繰り返しながら練習し、時には辛い思いを乗り越える必要があるかもしれません。しかし、そこから導き出した答えには大きな価値があります。

その答えが自分を自分たらしめるのです。物語る練習をする時には、強い思いを持って語りましょう。採用担当者もきっと、言葉の中にある力を聞き取るはずです。

The answers are what makes you you, and I have to tell you, when you learn to practice that story, tell it with conviction.I am sure that the hiring manager is going to hear the strength in it too.

叩かれるたびに強くなる刀のように、しなやかな自分を作るのも一朝一夕では成し得ません。ですが、乗り越えた先には大きな成果が待っていることでしょう。

英語全文

You’re sitting at your computer, about to apply for your dream job, but then thoughts start to go through your head that this is a waste of your time.

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Maybe you’re thinking, “My parents didn’t go to college,” or “I have a learning disability.” “When I went on their website and I looked at the folks in the most senior level roles, I didn’t see anyone who represented my race or my gender.” “There’s just no way I’m going to get this job.” So you don’t even submit the application.

But I’m here to tell you that your self-doubt about your experiences can be the key to driving your career success.

Most of us experience self-doubt at high-stakes moments, especially if they’re people of color, first generation college student, or they don’t have a traditional background, so they don’t fit “the mold.” If that’s you, you’re a part of my community.

What I’ve realized is that these experiences that seem like a liability are actually your differentiating strength. The secret is to transform how you perceive your own story. Even if you’ve been on an untraditional path, you’ve accrued some skills over time that are really valuable in the workforce. Your task is to identify those experiences and trumpet them, because it’s likely that story, that is your ticket to a great job.

I know this, because I had my own self-doubts that I had to overcome. I didn’t have top-notch internships in college. I also wasn’t an extraordinary student. By the time graduation came around, I was definitely the thank you, laude, versus the cum laude. What I didn’t realize was that I was really good at connecting with people, and now as a talent nerd and a CEO, I’ve watched thousands of graduates, who actually had a lot of self-doubts, overcome those and accomplish goals they never thought were imaginable, and here’s how.

Ask yourself two questions. The first is, why do you want to do this work? Maybe you already know the kind of job or work environment that makes you happy, or maybe you haven’t quite figured that out yet. Usually, your personal experiences can help give you clues. For example, did your grandmother do manual labor, and it made you really worry that she didn’t get access to high quality healthcare? Did your brother have to overcome his dyslexia, and you helped him with his reading? And so, you became really attuned to education policy. When you’re in an interview, go ahead and talk about them, because it will show your passion and your dedication to the work.

One young person I know, Dylan, was not sharing his personal story about filling out immigration papers for his parents when he was younger. Often when he told it, people would think that his parents weren’t sophisticated. Dylan realized that he needed to harness the power of that incredible story, along with his academic talents. He told it in a way, when he was applying to law school, that made it clear why he wanted to go into advocacy law. He is now in his third year at Georgetown Law.

The second question you have to ask yourself is, how can I share my story to showcase the unique strengths I will bring to the work? For example, did you have to work multiple jobs while you were in college that did not at all align with your major? That shows an employer that you have time management skills and a strong work ethic. Did you need to drop out of college because one of your parents was sick? Fill in the gap, talk about how you administered their treatment plan. Talk about how you had to work around their complex schedules. That shows that you’re thoughtful, that you’re compassionate, and you know what, that is what makes a great teammate.

Reframing the hardship in your story can remake your confidence over and over again, but it takes time. It’s like running a marathon. You have to train and practice.

Go back and reflect on those tough questions that you need to answer. The answers are what makes you you, and I have to tell you, when you learn to practice that story, tell it with conviction. I am sure that the hiring manager is going to hear the strength in it too.

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